
ラ・レーチェ・リーグ(LLL)は、お母さんからお母さんへ、ピアサポートをする母乳育児支援団体です。LLLのリーダーはみな、1年以上母乳で子どもを育てた経験のあるボランティアです。この幼児期までの母乳育児の経験は、他の人の母乳育児をサポートするための経験を与えてくれます。
LLLは、あなたの母乳育児、授乳、またはチェストフィーディングの道のりで役立ちましたか?
母乳育児を成功させるために、他のお母さんたちを助けてみませんか?
「母乳育児を通じたマザリング」は、あなたが赤ちゃんを育てた方法を表しているのでしょうか?
母乳育児を通した結びつきを大切にしていますか?
もし、あなたが「はい、はい、はい、はい」と答えたなら、ラ・レーチェ・リーグのリーダーになることを検討してください。
LLLリーダーとして、あなたは以下のことを行います。
- 母乳育児をする母親を、グループまたは1対1で支援します。
- 対面あるいはインターネット上で授乳中の親を支援します。
- 妊娠中や授乳中の方に情報を提供します。
- 母乳育児に関する最新情報を入手することになります。
- あなたの地域または国で、国際的な母乳育児支援団体の代表として活動することになります。
- 世界中のリーダーとのネットワークに支えられます。
多くのLLLリーダーは次のようなことも行っています。
- 母乳育児をする家庭を支援するために、地域の医療従事者と協力しています。
- 出産前の母乳育児教室を開催しています。
- LLL出版物のための記事を書いています。
- LLL カンファレンスのためのセッションを準備します。
- 母乳育児あるいはチェストフィーディングに関する情報を他の言語に翻訳しています。
LLLリーダーに志願するには、LLLIのLLLリーダー志願のための必要条件を満たしている必要があります。(下の枠内をご覧ください)もしあなたがこれらの条件を満たしているかどうかわからない場合は、あなたの地域または国のLLLリーダーに相談してください。また、LLLIウェブサイトの「リーダーになるには」のページにも情報が掲載されています。
- リーダーになる – このページには、「リーダー問い合わせフォーム」があります。リーダー認定部門の担当者からご連絡を差し上げ、お近くの認定部門担当者をご紹介します。
- 認定へのステップ – このページでは、LLLリーダーとして認定されるために必要な作業を6つの短いビデオで説明しています。
- よくある質問 – LLLリーダーについて考える – このページは、LLLリーダーについてあなたが持つであろう多くの質問に答えます。
LLLI リーダー志願のための必要条件
PSR リーダー志願
母乳育児は、「おっぱいを飲む」、「哺乳」、「胸での授乳」など、さまざまな表現で呼ばれることがあります。この方針の中で、LLLIは、これらすべての用語について、子どもに乳房から直接授乳することを指すと定義します。
母乳を与えた経験、そして母乳で育てた経験に加えて、対面やオンラインで集いに参加したり、ウェブサイトの情報を得たりしながら深めるラ・レーチェ・リーグでの個人的な経験は、志願者がリーダーとしてほかの人をサポートするための強力な基盤となります。
個人の経験
リーダー志願できるのは、次の経験がある人です。
- 赤ちゃんを12ヵ月かそれ以上母乳で育てたことがある
- 正期産で生まれた健康な赤ちゃんなら、おおよそ半年くらいに赤ちゃんが栄養的に母乳以外の食べ物を必要とする様子を見せてから、補完する食べ物を与えはじめた
- 栄養を与える方法としても、ふれあい、なぐさめ、ぬくもり、保護、安心を与え、敏感に応える方法としても、赤ちゃんの様子に心をくばってこまやかに応じる母乳育児を選択した
「おっぱいカップル」のいずれかに医学的、生理学的、解剖学的な問題があり、リーダー志願をする人の母乳育児経験が LLLIのThe Womanly Art of Breastfeeding *(『だれでもできる母乳育児』)に書かれているような通常の生理学的な母乳育児の進み方ではなく例外的だった場合は、特別な考慮がなされます。
ラ・レーチェ・リーグでの経験
リーダー志願できるのは、次の必要条件を満たす人です。
- LLLの会員である、または、志願するエリアの仕組みに応じた貢献をしている
- LLLの目的、使命、考え方を支持している
- 可能であれば、オンラインを含め、集いに少なくとも 4回参加したことがある
- リーダー活動はボランティアであることを明確に理解している
- 読める言語と形で手に入る場合は最新版のThe Womanly Art of Breastfeeding (『だれでもできる母乳育児』)に書かれた内容を把握している
- PSR:LLL の方針と規則に書かれているようなリーダーの基本的務めを果たしたりそのほかの活動でLLLに貢献したりするための時間を作る意思がある
- アプリケーションの学習を修了する意思がある
- LLLリーダーから推薦されている
個人の持つスキル
リーダー志願できるのは、次の必要条件を満たす人です。
- アプリケーションとリーダー認定のための準備に必要なコミュニケーション・スキルを、その人が望む言語で使うことができる
- 個人の違いを受け入れ、ほかの人を尊重する
- 人を批判せずに情報とサポートを提供できる
- 必要に応じてリーダーの務めを果たすために必要なコミュニーション・スキルを身につける意思がある
リンダ・ウィーザー (Linda Wieser)
リンダ・ウィーザーは、夫のジムと一緒にカナダのノバスコシア州の田舎に住んでいます。彼らの家は、多くの島々が浮かぶ大きな湾(大西洋側)に面しています。裏手には広大な菜園があります。リンダとジムには、成長した2人の娘と4人の孫がいます。リンダは1984年以来、LLLリーダーを務めています。彼女は長年プロフェッショナル・リエゾン部門に在籍し、2008年にリーダー認定部門に加わりました。リンダは現在、LLLIリーダー認定部のディレクターを務めています。