LLL Today

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LLL Today #3 – An empowerment Story

Thursday, June 22, 2023

I can still remember the first call I made to a La Leche League Leader as a new mom. I was hoping to get breastfeeding help. It was a transatlantic call, in 1989. It was 2pm where I lived (Italy) but it was 7am in Chicago. Unfortunately for the Leader I called, the time difference … Read More

LLL トゥディ #3 – フォトギャラリー

Monday, June 19, 2023

2018年の夏、ローラ・クードリエは、IBCLCラクテーションコンサルタントのジュリー・ロンギーとベビーウェアリングインストラクターのステファニー・ヴィルコックが運営する母乳育児カフェを発見しました。 3人とも、母乳育児にはサポート、励まし、トレーニングの不足という問題があり、それが多くの母乳育児プロジェクトの失敗につながり、産後を時に困難なものにしていることに気づきました。 その結果、2019年に「Regards croisés」体験談写真プロジェクトが誕生しました。 このプロジェクトは、参加した家族とボルドー・マルマンドのラクティリウムから資金的な支援を受けました。 このプロジェクトの目的は、母乳育児が必ずしも居場所のない社会で、母乳育児を正常化することです。 https://www.instagram.com/regards_croises_laitxposition/

LLL トゥディ #3 – 地震!

Monday, June 19, 2023

私は10年以上ラ・レーチェ・リーグのリーダーを務め、この20年、トルコに住んでいます。2023年2月6日の朝、まだ人々が眠っている間に起きたトルコ南東部とシリア北部の地震のニュースを聞いて、私はゾッとしました。 緊急事態において、妊婦、授乳中の母親、赤ちゃんは最も弱い立場にあります。被災した人々の母乳育児を支援し、保護し、母乳育児を促すことは非常に重要です:母乳育児は命を救います! トルコ国内で、LLLの存在感は限定的です;私がイスタンブールで開催している月に1回のつどい、ウェブサイト(1)(週平均25,000人の訪問者)、そしてインスタグラム(2)のみであり、LLLが国内外のパートナーとともに情報面で協働すべきなことは明白でしょう。 被災地の母親を支援するための情報提供 震災に遭われたお母さんたちからの最初のメッセージは、いつもほとんど同じものでした:「大変なショックを受け、ミルクがないことに打ちのめされています」。ほかの多くの母乳育児コミュニティーのパートナーとともに、我々は次のメッセージが素早く伝わるよう、力を合わせました:「ストレスによって影響を受けるのは射乳であって、母乳の分泌ではありません、母乳は出ます。赤ちゃんとできるだけスキンシップをとることで、リラックスできます。頻繁に授乳しましょう。」 母乳育児の深いつながり[pp1]が文化的に重要でありながらも、人々が窮屈な場所に集まっている場合、必ずしも容易ではありません[pp2]。幸いなことに、トルコでは母乳育児が非常に重視されており、多くの母親が家族から支援を受け、時には非常に困難な状況でも母乳育児を続けることができています。 「2日間何も食べていません、12ヶ月の赤ちゃんも食べておらず、母乳しか飲んでいません」といったメッセージは、特に最初の1週間、救急の支援体制が整うまでの間に数多く寄せられました。本当に大変な状況にあるお母さんたちから、たくさんの電話もかかってきました。私たちはできる限り、お母さんたちを安心させました:「助けは来るから、頑張って。食べ物がなくても、赤ちゃんはあなたの母乳から栄養をもらっています。」これほどまでに荒廃した状況にあっても、ひるむことなく冷静でいられたのは、親族やLLLの友人たちの支えがあったからだと感謝しています。 最後に、3つ目のタイプの助けを求める叫びに気づきました:「哺乳瓶をきちんと洗えないから、赤ちゃんが熱を出したり下痢をしたりするのです。」再授乳が可能であること、市販の乳児用ミルクには重大なリスクがあるため、最終手段であることを遠くから説明しなければなりませんでした…。本当に大変なことでした!カップフィーディング、<しずく滴下法(仮訳)>LLLのインフォグラフィックは、多くの親や医療関係者に役立っています。これらの方法は、乳児用ミルク授乳に伴うリスクを可能な限り減らすのに役立ちました。 無秩序な乳児用ミルク寄付の危険性について、現場のチームに伝える GNC(Global Nutrition Cluster)やEmergency Nutrition Network Infant Feeding in Emergency core groupといった、緊急時の乳幼児への栄養に関する国際的な機関やたくさんのボランティア翻訳者(ありがとう!!)のおかげで、現場のチームに、母乳育児中のお母さんに市販の乳児用ミルクを提供★することで★母乳育児を妨げないようにすることがいかに大切かを知らせる多くの文書を、非常に迅速にトルコ語で提供することができました。 常識とは裏腹に、トルコでは緊急事態における乳児の栄養補給に関する準備や情報が不足していたため、すべての組織が乳児用ミルク寄付を呼びかけ、ニーズの評価がされないまま配布されることが多くありました。母乳育児は命を救いますが、乳児用ミルクをむやみに配布[pp3]することは命を奪います。もちろん乳児用ミルクのニーズは存在しますし、必要な赤ちゃんは利用できるようにしなければなりませんが、可能である限り母乳育児は保護されるべきですし、人工乳を与えるならば必要な衛生環境は整えなければならないのです。 そこに行くべきか、行かざるべきか。 多くの人が、なぜ私が現場に行かなかったのかを理解してくれませんでした。現場に行けば、数日で何十人ものお母さんを助けることができたかもしれませんが、それはわかりません。現地では、何よりもマグダレナ・ウーレリー博士のように専門的で経験豊かな人材が必要だと思います。ウーレリー博士はトルコとシリアに行き、LLLのサポートもあり、現地で素晴らしい仕事をしました。画面に向かって翻訳作業の調整をし、LLLトルコのウェブサイトを更新し、ソーシャルネットワークで発信するという私の選択が最善だったのかどうか、私にはわかりません。いずれにせよ、LLLトルコとそのボランティアが2週間で成し遂げたことは、他のだれにもできないことだったと言えるでしょう。医療専門職団体やトルコの機関が、この膨大な数の翻訳作業に参加しなかったことを残念に思います。そして多くの場合、幼い子どもを持つ母親であるボランティアたちが、とてつもなく質の高い仕事をしてくれたことに敬意を表します。 次は何を? トルコは地震リスクの高い国です。効果的な人道的対応の鍵は準備にあることを、今まで以上に繰り返し認識する必要があります[pp4]。緊急事態に介入しなければならないすべての団体や組織は、緊急事態における子どもの栄養に関する研修を受ける必要があります。LLLは「緊急援助要員およびプログラム管理者のための業務ガイドライン(Operational Guidelines for Emergency Relief Personnel and Program Manager)」文書の国内実施を全面的に支援する用意があります。 緊急時の母乳育児に関する詳しい情報は、ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルの多言語ページをご覧ください: https://llli.org/breastfeeding-info/infant-feeding-emergencies-multilingual/ 有事や自然災害におけるLLLファシリテーターの活動を財政的に支援したい場合は、「緊急」と明記して寄付をお願いします。 シャーロット・コルドン, LLLリーダー, LLL トルコ (1)   http://www.lllturkiye.org/ (2)   http://www.instagram.com/charlotte_emzirme.sanati (3)   https://llli.org/drip-drop-feeding/  Spanish : https://llli.org/wp-content/uploads/spanish-pdf-colour-resize.pdf  English : https://llli.org/drip-drop-feeding/  Simplified Chinese : … Read More

LLL トゥディ #3 – 母乳育児と母子の絆

Monday, June 19, 2023

出産後の数日間、母親の身体は赤ちゃんの「自然の生息地」です。この「生息地」から切り離されると、他の小型哺乳類と同様に、赤ちゃんは「抗議-絶望」反応を起こします。この反応は、エネルギー消費と成長を減少させ、つまり心拍数と体温を低下させ、ストレスホルモンの分泌を大量に増加させることによって生存を助けます。母親と赤ちゃんが再会すると、赤ちゃんの心拍数と体温が上昇し、ストレスホルモンが減少します。お母さんと赤ちゃんのスキンシップは、ストレスホルモンの分泌を74%減少させるという研究結果もあります。(1) 母乳育児という最強のふれあい たとえ母乳育児でなくても、スキンシップは可能ですが、母乳育児の赤ちゃんは、直接母乳を与えない赤ちゃんに比べて、その恩恵を受ける可能性が高いという事実は変わりません。 赤ちゃんにとって、授乳は敏感で、感覚的で、相関的で、感情的な体験であり、五感が満たされる場所なのです: ⦁視線を交わす ⦁胎内で聞いた言葉や音(特にお母さんの心臓の音)で満たされる ⦁においや母乳の味(これはお母さんの食べたものや、妊娠末期の赤ちゃんが飲み込んだ羊水によって変化します) ⦁呼吸機能を改善し、血中酸素濃度を高めるとされる口腔周囲刺激(顔、鼻、舌、口) 母乳育児における子どもの母親へ密着は、スザンヌ・コルソンが「生物学的授乳」と呼ぶ、母親がリクライニングした姿勢をとる場合に特に顕著です。この姿勢では、赤ちゃんはお母さんの体に押し付けられるようにうつぶせになり、古代の抗重力反射を利用します。これにより、赤ちゃんは支えられずに乳房を見つけ、口を大きく開け、痛みなく効果的に乳房に吸着することができるのです。(2) このような母子の相互作用は、夜間授乳の際にも見られます。物理的な距離が近いため、母子は同じ睡眠パターンを共有し、体内時計はまるで同期しているかのようになります。 オキシトシンの浴槽 身体的接触、母乳育児(およびベビーウェアリング)が母子の愛着を促進するとすれば、それはホルモンの問題でもあり、特にオキシトシン(愛と社会的関係のホルモン)の問題です。 母乳で育った赤ちゃんとお母さんにオキシトシンを浴びせます。 抱っこされる赤ちゃんも同じです。ある研究(3)では、早産児をスキンシップで抱っこした場合、「最後の8時間のスキンシップの時間が、赤ちゃんのオキシトシン濃度に統計的に有意に影響し、しかも用量依存的に影響する」ことが示されています。 では、赤ちゃんを抱っこして運びながら授乳する、「歩きながら授乳」ではどうなるでしょうか。 最後に、LLLフランスの雑誌「Allaiter aujourd’hui」に証言してくれたお母さんの言葉を紹介したいと思います。「赤ちゃんはほとんど泣かず、眠ったり、様子を見たりしています。静かに目を覚ます…。赤ちゃんが安心しているのを感じ、この連続性を必要とする赤ちゃんとして生きているのを見る幸せ、数ヶ月間私のそばにいて、お腹の中にいたときに感じた感覚を再発見する幸せ…。同時に私のこの両手で大家族の母親としての生活を支えることができています!」 クロード・ディディエジャン=ジュヴォー (Claude Didierjean-Jouveau), LLLリーダー, LLL France (1) Modi N, Glover V, “Non-pharmacological reduction of hypercortisolemia in preterm infants”, Infant Behavior and Development 1998; 21(86), Special ICIS issue. (2) See his book Biological Nurturing: Instinctual Breastfeeding, 2019, Pinter & … Read More

LLL トゥディ #3 – 93歳のブレーンストーミング

Monday, June 19, 2023

私が26歳のとき、7年ぶりに5人目の赤ちゃんを授かったのですが、教会のピクニックで出会った乳児用ミルクで育児をしている母親たちの中に、本当は母乳で育てたいと思っていた人がいたことを知り、非常に残念に思いました。医師からのサポートが得られず、断念してしまったのです。このことは私を悩ませました。私自身、上の子のときに同じような状況に陥ったことがあったので、何とかしなければと思いました。母乳育児をしている女性は、友人のメアリー・ホワイトとエドウィナ・フローリッヒしか知らなかったので、彼女たちに協力してもらえないかと頼みました。母乳育児をうまくスタートさせるために女性が知っておくべきことは何か、どうすればそれを実現できるのか、ブレーンストーミングをする必要があったのです。彼女たちはすぐに承諾し、さらに近くの町の母乳育児中の母親4人を誘って、合計で7人の女性がラ・レーチェ・リーグの創設者と呼ばれるようになりました。 当時は7人全員が出産していたにもかかわらず、定期的に集まり、母親のための4つのつどいシリーズをうまく開催することができたと思います。さらに、ラトナー博士とホワイト博士が中心となって、父親のための「男性限定のつどい」を5回開催しました。私たちの母乳育児に対する考え方は、当時としては非常に革新的なものであったため、一時期は 「母乳育児による良い子育て」という言葉を使いました。それは、自分の育った環境や友人の育て方と違う子育てをしていても、自分は良い母親であることに変わりはないと安心させるためのものでした!驚いたことに、毎月つどいへの参加者が増えていきました。シカゴから参加した3人の女性が、自分たちの住む地域で同じようなグループを立ち上げるにはどうしたらいいかと尋ねてきました。私たちが慎重に立てた計画は最初の年から脇に追いやられたのです。LLLリーダーが誕生し、世界を変えました! 1950年代のアメリカでは、母乳育児の重要性が評価されていませんでした。実際、母乳と牛乳で作った乳児用ミルクは同じ価値であると考えられていました。すべての赤ちゃんに4時間のスケジュールで授乳し、8カ月までに離乳させるというのが一般的なアドバイスでした。母乳育児は、夫がミルクを買える収入がないことを示していると考える人もいました。 自宅以外で授乳していたら、わいせつ行為として法律に触れる可能性がありました。車の中で座って授乳しているところを見つかり、赤ちゃんと母親が警察署に連れて行かれたという話を、誰もが聞いたことがありました。 母乳育児に問題がある場合、ほとんどの医師が提案したのは、赤ちゃんに哺乳瓶で追加のミルクを与えることだけでした。当時、ミルクは一から作っていました。まず哺乳瓶を殺菌し、どこも手で触れないようにゴム手袋をし、トングを使ってすべての部位を組み合わせなければなりませんでした。 それがどんなものであったか、おわかりいただけると思います。 何千人ものリーダーと、彼女たちが何年もかけて支援した何百万人ものお母さんたちのおかげで変わりました。世界の健康と幸福が改善されたのです! 今、私は93歳で、創設者特権によってLLLIの理事に復帰することができました。この3年間、私たちは皆、未曾有の困難に見舞われましたが、LLLI理事会がそのような困難な時期にも私たちを支えてくれたことに感謝しています。 しかし、私たちは検討すべき新たな状況にあり、決断しなければならないことがあります。再出発する時なのかもしれません。この変化した世界におけるLLLの役割を再検討し、そして母乳育児をする母親をサポートするという私たちの使命を継続させるために、必要な次のステップについて意見を出し合う局面に、私がまだLLLに関わっていられることに感謝しています。 ブレーンストーミングは67年前、たった7人の女性で成功しました。 今回は、理事全員が熱心なリーダーであり、最後に聞いたところでは、赤ちゃんは加わらないそうです。 きっと簡単にできるはずです! マリアン・トンプソン      

LLL トゥディ #3 – 搾乳を快適に行うために

Monday, June 19, 2023

私は2020年から2021年にかけて職場での搾乳が本当にストレスいっぱいだったので、2023年に生まれる次の赤ちゃんのための搾乳にとても不安を感じていました。職場復帰の日が近づくに連れて悲観的な気持ちでいっぱいになった私は、搾乳をストレスに感じる原因は何か、その中で自分がコントロールできるものはどれかを考えました。 そして最も重要なのは自分の心の状態であると判断しました。私は、自分のストレスの状態が母乳の生産量に影響を与えることを知っていました。実際に、ストレスは射乳に必要なオキシトシンの分泌に影響するのです。そこで私は、自分がリラックスできることを書き出し、その中から職場で搾乳をする状況で、できそうなことを選びました(残念ながら、新生児を職場に連れて行くことができなかったので、リストの最上位にあった「生まれたばかりの私の赤ちゃんを抱き寄せる」は除外されました)。 私が思いついたのは、文字通り「小道具入れ」でした。前職で使用した「ドゥーラ(1)バッグ」と同様に、私の愛情を込めて名付けた「離れても授乳を快適に」バッグには、私自身の心を支えるものがたくさん入っています。「レスキューレメディ」と名付けたハーブのフラワーエッセンス、小さな額に入った我が子の写真、乳首用の軟膏、水、健康的なお菓子、あらかじめダウンロードしたリラクゼーションポッドキャスト、携帯電話の音楽プレイリスト(イヤホンも!)などです。さらにその日によって、特別な物も追加します。例えば、温かいお茶の入った魔法瓶、育児に関する本、そして私のお気に入り、目元用ハイドロジェルマスクとミニ翡翠ローラー(プロヒント:クーラーバッグに入れておくとスパにいるかのような搾乳体験ができます)。 これらすべてのことに加えて、私は呼吸に集中しました。まず小さな場所に好きな小道具(指定された搾乳場所によって使用可能な物)を置き、搾乳機を装着し、少なくとも3回は目を閉じて「腹式呼吸」(息を吸って・・・2・・・3・・・4・・・お腹が膨らむのを感じて・・・そして吐いて・・・2・・・3・・・4・・)をしています。 私は、搾乳が1日の中でも喜びの時間に変わったと言うつもりはありませんし、上記のどれかが、実際のセルフケアの習慣に取って代わるべきだとは決して言いません(この記事は、マルチタスクのスーパーママになることについて書いたものではありません)。しかし、この習慣のおかげで、職場でリラックスして搾乳することができたと断言できます。いわば、常に「試練」はあるのですが、その「試練」に対応できるようになったのです。 以前感じていたような、休憩時間に対する不安はなくなり、リラックスできればできるほど、母乳が出やすくなることに気づきました。それが一番のポイントですよね。 エリン・シモンズ・クレホ (1) ドゥーラとは、妊娠・出産中の女性や両親を精神的・肉体的にサポートする人のことで、医療従事者ではありません。    

LLL トゥディ #3 – 人乳の利点を支える科学

Monday, June 19, 2023

ラ・レーチェ・リーグ(LLL)リーダーは、情報を提供し母親から母親への導きを行うことで、母乳で赤ちゃんを育てたいお母さんをサポートしています。リーダーたちは、「母乳は赤ちゃんの自然な食べ物であり、赤ちゃんのその時々の必要に応じて自在に変化する[1]」という考え方を通じて母乳育児を提唱しています。  サポートする方法の1つは、知識のギャップを埋めることです。科学的な情報は、母乳育児をうまくスタートさせるためのサポートと検証を提供することができます。科学を利用することで、リーダーは乳児を擁護し、出産後の乳児の発達を助ける母乳の利点を理解するよう母親を力づけることができます。授乳中の母親が、新生児に生涯の利益をもたらす詳細を理解すれば、母親は母乳育児の旅において十分な情報を得た上で決断する可能性が高くなります。科学は、母乳が乳児をサポートする2つの本質的な役割を主張しています。第一に、母乳は乳児の腸に影響を与え、生涯にわたって利益をもたらします。第二に、母乳は乳児のユニークなニーズを満たすためにダイナミックに変化することができます。 科学 母乳は、免疫プロセスの成熟、活性化、成長をサポートする鍵となるものです。新生児のサポートは、腸内の栄養および機能的なプロセスを通じて行われます。これらのプロセスは、新生児の未熟な腸が感染症と戦うための微生物叢(腸内の生物)を確立するのを助けます。そして、微生物叢は胃腸の粘膜と効果的な栄養素の吸収を促進します。 母体抗体(免疫細胞)のような必須成分は、妊娠中期に胎盤を介して母体から移行します。これには次のようなものがあります: IgA:病気と闘い、病原体の除去を促進する。 IgG:感染症を予防する。 IgM:感染症を認識し、病原体の排除を助ける。 リソソーム酵素:細菌の膜を分解して、IgAやIgMが病原体を除去しやすい状態にする。 成長因子とサイトカイン:感染症に対する炎症反応を構築する。 これらは共に、新生児の腸の発達と強固な免疫システムを促進する堅固な腸内細菌叢を作り出します[2] 。出生時、赤ちゃんは初乳を吸収する準備ができています。初乳は、免疫学的因子で胃腸を覆うことによって胃腸を助ける内容を豊富に含んでいます。浸透性の高い腸は、栄養と免疫特性を吸収するために、母乳を十分に流すことができます。これらの生理的な軌跡は、出生後22週目頃に腸の隙間を埋めていきます[3] 。4~6カ月になると、幼児は補完食を導入する準備が整います。この頃になると、腸は成熟し、ウイルスや細菌の侵入を許容しにくくなり、感染症が少なくなります。母乳育児の利点として、喘息、アレルギー、中耳炎、胃腸・呼吸器感染症、心臓病、肥満、2型糖尿病のリスクが減少することが挙げられます。これらはすべて、腸と免疫のプロセスがしっかりしている証拠です。 早産児では、これらの栄養成分や機能成分が生存に不可欠です。妊娠32週未満で生まれた赤ちゃんは、壊死性腸炎(NE)、成長不全、短腸症候群、神経発達の遅れなど、生命を脅かす疾患を発症するリスクが最も高いと言われています。これは主に、腸が未発達であることと、第3期のベンチマーク[5] で胎盤を介した免疫細胞の移入の機会を逸したことが原因であります。このような状況では、初乳と母乳が不可欠です。母乳には、必要に応じて自在に変化する自然な能力があることが知られているからです。早産児に母乳を与えると、赤ちゃんは健康的な基盤を確立し、早産という脆弱性に伴うリスクを最小限に抑えることができます。子どもの健全な発達全般に貢献します。早産児に子宮の外での生活への最良のスタートを与えることができます。 結論 健康な新生児と発育の鍵を握るのは、母乳です。母乳は新生児の腸に影響を与え、生涯にわたる利点をもたらすプロセスを開始します。リーダーは、母親を力づけるために知識のギャップを埋めるという重要な役割を担っています。科学は好奇心を掻き立て、母乳育児を続けるための重要な動機付けとなります。最も重要なことは、母親が自分の旅路、赤ちゃん、そして自分自身について、十分な情報を得た上で決断することを励ますことです。 ローラ・ラヴィド、LLLリーダー 参考文献 La Leche League International. (2023, 2023 2023). Philosophy. La Leche League. Retrieved March 30, 2023, from https://llli.org/about/philosophy/ Frontiers in Immunology, Westrom, B., Arevalo Sureda, E., Pierzynowska, K., Pierzynowski, S. G., & Perez-Cano, F.-J. (2020, June 09). … Read More

LLL トゥディ #3 – 授乳期の親のための情報と安心感 

Monday, June 19, 2023

母乳育児やチェストフィーディングの最初の数日に感じる葛藤や疲労は、普通のことです。多くの親や介護者が、母乳育児の大変さに驚き、その大変さから、何か間違ったことをしているのではと疑うのもわかります。さらに、赤ちゃんは一人ひとり異なり、母乳育児/チェストフィーディングの関係もそれぞれ異なるため、経験豊富な親であっても、授乳する子どもごとに異なる課題に直面する可能性があります。私は、4人の子どもたちの新生児期には、母乳育児がとてもスムーズにできたので、ラッキーだと思っていました。しかし、5人目の赤ちゃんが生まれ、私が快適に授乳できるようになるまでに5週間も苦労しました。しかし、サポートと粘り強さによって、7カ月になる今、彼は簡単に母乳を飲めるようになりました。 早期母乳分泌やチェストフィーデング/母乳育児を阻むものとして、痛み、吸着、母乳分泌量などが挙げられます。 母乳育児/チェストフィーデングを成功させるための土台を整える上での鍵は、以下の通りです: ー乳汁分泌の仕組みを知る ー新生児の空腹や満腹のサインだけでなく、通常の不快の症状を認識すること。 母乳育児/チェストフィーデングの最初の数週間は、不快な思いをすることがよくあります。乳首が赤ちゃんの必要性に適応しているため、不快に感じることがあるのです。しかし、授乳中ずっと続き、吸着や抱き方を変えても改善しない深い痛みは、LLLリーダーや授乳の専門家による支援が必要かもしれないというサインです。 適切な吸着は快適さのために不可欠であるため、私は新しく授乳する親にLLLIまたはLLLUSAのウェブサイトをチェックすることをお勧めします。(1)生産的で快適な吸着ができるようになるためのガイドラインが見つかります。また、これらのページには、役に立つビデオやイラストがリンクされています。両親や介護者は、オンラインでLLLリーダーに連絡を取ったり、地域のリーダーや、電話相談がある場合はそこに電話したり、オンラインまたは直接のサポートグループに参加することで、さらなるサポートを受けることができます。 新生児の胃袋は小さなものです。生後1日目から3日目までは、1日に必要な初乳の量は5~27ml程度です。その量は毎日増え続けます。健康な新生児の場合、母乳が分泌されるようになる前に粉ミルクで補う必要はないのです。むしろ、赤ちゃんの近くにいて(できれば肌と肌を密着させて)、必要に応じて授乳/チェストフィーデングすることが、新生児が必要とする量の母乳を作るように体に信号を送ることになるのです。 LLLIは、LLLI.orgで「母乳供給の増加」と題する有用なインフォメーションシートを公開しています。(2)このインフォメーションシートでは、母乳生産の需要と供給の仕組みと、供給を増やす方法について説明しています。 新生児の授乳の合図は、非常に微妙に始まります。目を覚ます前にまぶたの下で目を動かす、口を動かす、探索する、頭を左右に動かす、そしてやがて苦しそうに泣く、などです。新生児を肌身離さず、あるいは近くに置いておくことで、初期の空腹の合図に気づきやすく、反応しやすくなります。新生児が泣く前に吸着するのは簡単です。 母乳やミルクだけで育てている赤ちゃんが、どのくらい栄養を摂っているのかを知ることは、親にとって非常に難しいことです。親や介護者は、赤ちゃんが効率よく授乳できているかどうかを確認するために、新生児に満腹のサインがあるかどうかを確認する必要があります。十分な量の母乳を飲んでいる赤ちゃんは、授乳が落ち着き、毎日予想される数のおむつを汚してくれます。 1日目には少なくとも1回の排便があり、5日目には1日3回以上の排便があるはずです。 この数は、赤ちゃんが大きくなるにつれて増えていくはずです。 もしあなたが母乳育児やチェストフィーデングの初期の日々の中にいるのなら、深く呼吸し、赤ちゃんを近くに置いて肌に触れさせ、要求に応じて授乳し、地域のリーダーと連絡を取り、そして何よりも、これはだんだんと容易になることを知っておいてください。 エリン・シモンズ・クレホ (1) “Positioning and Latching”: https://lllusa.org/positioning-and-latching/  “Positioning”: https://llli.org/breastfeeding-info/positioning/ (2) https://llli.org/increasing-breastmilk-supply/      

LLL トゥディ #3 – ラ・レーチェ・リーグの支援を広げるエキサイティングなプロジェクト

Monday, June 19, 2023

2021年初め、ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルは、母乳育児の基本的な情報をすぐに得ることが難しい人たちに届けることに重点を置いて、合計27,000ドルの補助金を6件に授与しました。 パンデミック(世界的大流行)の中、リーダーは母乳育児をする人たちに関わることが難しかったため、母乳育児を始める人たちに支援を届ける新たな方法を模索する絶好の機会だったのです。 提案書が提出され、潜在的な影響力と利用可能な資金量に基づいてプロジェクトが選択されました。 2021年2月に授与された助成金6つのうち、4つのプロジェクトが完了しました。  残りの2つのプロジェクトは終了間近です。プロジェクトは以下の通りです: – 基本的な両面リーフレットの翻訳、印刷、配布。このリーフレットは、ヨーロッパで使用されている10種類の言語に翻訳 リーフレットには、「レイドバック 」や 「授乳の合図」などの情報が掲載される予定です。 – 南アフリカ全土で使用するために、8つのLLLの資料を11の言語に翻訳 資料は翻訳、編集、印刷、配布され、LLL南アフリカのウェブサイトにアップロードされました。目標は、アフリカ/南アフリカ全域の高い乳児死亡率を減少させることでした。ウェブサイトのアクティビティやラ・レーチェ・リーグの支援を求める人たちが大幅に増加したことが確認されました。 – キューバとカリブの養育者向けLLLアプリの作成 アプリのバックエンドは作成済みで、フロントエンドの完成に向けて作業が続けられています。このアプリでは、養育者がさまざまな子育てニーズを探すことができます。 – メキシコでインターネット接続の有無にかかわらず使用できるスペイン語LLLアプリの作成 このアプリは、インターネットの有無にかかわらず、Android端末で十分に機能します。IOSデバイスを含むように拡張する計画です。このアプリには、母乳育児の基本的な情報、ラ・レーチェ・リーグへの連絡方法が載せてあり、LLLリーダーとつながることができます。 – 母乳育児の基本情報とオーストリアのLLLの連絡先を記載したポスターを作成し、LLLドイツと共有 ポスターのグラフィックデザインは、アーティスト/イラストレーターに依頼しました。ポスターは3セット、3種類のサイズで印刷されました。ポスターは、医療機関、保育所、コミュニティセンターなどに掲示されています。また、ポスターはオーストリア内のすべてのLLLグループとLLLドイツにも配布されました。 – ドミニカ共和国、プエルトリコ、キューバ、カリブ諸島、ラテンアメリカにおける、低所得で最低限の教育しか受けていない妊娠中や授乳中の若者への支援 ¡Si, yo puedo!」(「Yes, I can!」)キャンペーンを実施しました。これには、音声と動画のインフォマーシャルの作成が含まれています。このインフォマーシャルは、LLLの母親とその仲間たちのソーシャルメディアネットワーク、組織、インフルエンサー、ラジオ局を通じて共有されています。大きなショッピングセンターの大型ディスプレイでも流されました。複数のSNSサイトやプラットフォームでの反応がかなり上がりました。音声と動画のインフォマーシャルは、スペイン語を話すいろいろなラ・レーチェ・リーグのグループと共有されました。 これらは、さまざまな電子的手段で共有されました。その結果、LLLのウェブサイトやSNSプラットフォームへのアクセスやアクティビティが増加しました。これらのプロジェクトに対する創造性と熱意は本当に素晴らしいです! ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルは、ラ・レーチェ・リーグのリーダーたちがこれらを作成するために費やした数え切れないほどの時間に感謝しています。リーダーたちの活動によって、世界中のより多くの母乳育児の家族に支援が届けられています。 エイミー・ショー、LLLI補助金プログラム委員会を代表して